2ヶ月の学習で確かに仏検3級合格しそう
先日仏検3級と4級の試験を受けて自己採点したところ、
4級:93/100点
3級:83/100点
といったところで、合格基準は共に60点ほどなので、
おそらく合格していそうな様子だった。
本格的に勉強を開始する前は、4級の合格も不安なレベルだったので、
3級受験を目指すのがちょうどいい目標だったが、学習を初めてみて、
2ヶ月毎日3時間、土日休みなくやれれば十分合格に達せられるなと感じた。
昨年11月時点で5級を受けていたので、下地があった分
学習の目処が立ち易かったのも大きいと思う。
5級合格の学習時間目安が50時間と言われているが、
学習初期は5級にこだわらずに、文章を何回も読んだり、先の文法事項も
進めて80時間程度学習していたので、その分の貯金もあった。
(4月以降の学習を含めると、3級合格までで、大体230時間ちょっとの学習を
しており、学習目安にはのっている)
検索すると、「1ヶ月で仏検3級合格する方法!」とか、いろいろ出てくるが、
1ヶ月は流石にきびしいんじゃない?というのがやってみての感想。
意外と単語をちゃんと覚えないといけなくて、1500語くらいは読んで分かるレベルにしないといけない。また、動詞の活用で思ってたのと違う形に変化していると
パッと見で気づけないので、そのあたりもカバーしようとすると、かなり集中力がいる。
また、1ヶ月の学習だと、3級合格に向けて最短距離で、
自分に合う学習を見つけて突っ走る必要があるけど、それが見つからずに
変な学習をしてしまった時のリカバリが効きにくくなってしまう。
例えば、名詞の性については、3級合格するだけであれば、
一つも覚えていなくても合格点をとることは可能である。筆記部分も
全部捨てたとしても他でカバーできるので、最悪スペリングは無視してもいいかもしれない。
一方で、動詞の活用は、覚えていなくても運で受かるかもしれないが、
やっておいた方が安心である。単語を見て訳をとれるようにすれば、
大概の問題は解けるので、単語も「書ける」ではなく「読める」を優先した方が
効率的である。
というのを理解せずに、名詞の性を覚えたり、書きに注力すると、
他の学習に手が回らなくなる可能性がある。
もちろん後々の学習を考えると、「書き」に力を入れるのは絶対重要だと
分かるけど、「1ヶ月合格」のためには捨てておかないといけない要素だろうな、
と思った。もし出来る人がいれば、その人は相当すごい。
ただ、2ヶ月あれば1ヶ月の学習でかなり自由にやれるというか、
やりたいように、好きに実力伸ばして、残り1ヶ月で軌道修正して
試験用に知識を固められるので、そのくらいの期間では合格可能だなと感じた。
とはいえこれも結果論で、5級合格時点で模擬テストを見ても
さっぱりで、本当に合格できるんだろうかとかなり不安を抱いていた。
合格点に20点以上も差があったので、まずは単語から初めて、
文法、動詞の活用、前置詞など一つずつ知識を埋めて、ようやく合格点を越すようになってきた。
社会人になってから、「できること」をこなすことが多くなり、
「できないこと」は、人に頼むか、「できること」の中から組み合わせて、
できたように見せるかしかしていなかったので、0から積み上げて
そこそこ長い時間かけて成果を出せたのは自信につながったし、
今後もより知識をつけて、実践を重ねて、スキルを向上させたいと思った。