フランスのテレビ番組のよくわからんところ
飯時に、わからんなりにテレビを見るようにしている。
何となく雰囲気でわかるのがクイズ番組なので、
いつも見ており、今でこそ慣れたが、日本のテレビの慣習からすると
不思議なところがあったので、記載する。
①終わったと思ったらもう一度始まる謎
N'oubliez pas les parole(訳:歌詞を忘れるな)という番組が
夕方の18時くらいからやっている。
この番組は視聴者参加型の歌番組で、2人の素人が交互に歌の歌詞の一部を見ないで
歌えたらポイント獲得、何回か交互に歌いあって、ポイント数の多かった方が勝ち、
というかなり昔からやっている長寿番組らしい。
で、なんとなく見ていて、司会者が ”A demain, chao chao chao~!(また明日、チャオチャオチャオ〜)"と言った直後に、再度この番組のタイトルコールが流れ、
何食わぬ顔でさっきまで出演していた司会者と出演者が現れた。
「え、これ再放送かなんか?」と彼女に聞くと、
「いや、普通に次が始まっただけだよ」と言われた。
また明日、って言ってたのに…というのと、1放送につき30分くらいなので、
1時間やればいいんじゃないの?という疑問が生じたが、
「フランスではこういうもの」と言われて、黙らざるを得なくなった。
②毎日同じ番組やってる
翌日、またテレビをつけると、N'oubliez pas les parole(訳:歌詞を忘れるな)が
またやっている。
「え、これ再放送かなんか?」と彼女に聞くと、
「いや、昨日の続きだよ」と言われた。
見てみると、確かに昨日の続きである。
そして、月〜金まで夕方の帯番組みたいな感じで、
この番組はやっているらしい。
また、裏番組で"Touche pas à mon poste(訳:テレビに触るな(かよく分からんけどタイトルはこれ)"というフランス版ワイドショーみたいなのも、毎晩やってる。
昼は昼でこれの帯やってて、どんだけこの番組好きなん?と最初は思ったが
何となく最近は慣れた。
③日曜の朝にどの曲でもアニメやってる
日曜の7時〜8時くらいだったかで、テレビつけたところ、
フランス風のアニメがやっていた。
ニュースでもやってないかなとチャンネルを回していると、
どれつけてもアニメをやっていた。
最終的には誰がみるかわからないようなキャッツアイのフランス語吹き替え版を
見て時間を潰した(みーつめるキャッツアイ、みたいな部分もフランス語吹き替え)
別にアニメをやるのはいいけど、他局との被りとか気にしないのかな、と思った。
…といった感じで、他にも挙げるといろいろあるが、
総じて日本とは違うことがたくさんあって面白いことは確か。
チャンネル数も多いし。