無職から税金うばわんでくれ
今日、家計簿アプリを開いたら、口座から75000円引かれていた。
市民税とのこと。4期あるうちの第3期らしいので、3ヶ月分。
75000円。
3ヶ月分の食費である。
働いてる時は税金のこと気にしなかったというか、一応見てはいて、
「ああこれ高いなぁ、税金の無い世界に生まれたいなぁ」と思ったりしたものだが、
そんな世界はありえないと、ただ手取りだけを見て一喜一憂していた。
また、働いているときに税金を引かれても、残った金額は「プラス」として
みなされるので、どうも「税金=マイナス」という感覚が薄くなる。
税金が引かれても、口座から金が抜かれるわけではない。なんなら貯金は増えている。僕は基本アホなので、増えたことにしか意識がいかない。
もし額面の給与が一旦口座に振り込まれたのちに、後で口座から個別に
税が抜かれるような仕組みだったら、「あ、税ってマイナスなんだ」と
気づくと思うが、事前に計算されるとそのことに気付きづらくなる。
当たり前のことを書いたが、その「税ってマイナスなんだ」ということを
はっきりと意識しないまま生きてきた結果がここにある。
75000円。
生きてるだけで違反金を取られている。
働いたら働いたで、税金はとられる。しかも海外で働こうとすれば、
税金を払うために面倒な手続きをしなければならない。
なぜ損をするために時間を使わなければならず、その時間を惜しめば
さらなる罰金を取られるのか。
まあでもそれもC'est la vieと言ったところで…