炭水化物ダイエットしたら、精神が「死」を怖がりだしたので、やっぱり食べることにした

今もそうだけど、昔ぽっこりお腹が気になったので、

ダイエットをしようと思った。

 

運動はしたくなかったので、手っ取り早く食事を変えようと思い、

炭水化物を抜く生活にしようと思った。

 

ただ、当時は3食コンビニか外食であり、コンビニの比重もかなり高かったので、

炭水化物を抜くと大部分の弁当を食べることができず、

食事は大体がサラダチキン、サラダ、麻婆豆腐、などになっていった。

 

テレビとかで聞いた情報でしかなかったが、「炭水化物=悪」という

印象だったので、初めの方は「炭水化物を抜いてるから何となく健康な気がする」

という思い込みで、2週間程度は問題なく過ごしていたが、

次第に異変が起きるようになった。

 

死ぬのが怖くなってきたのである。

 

寝る前や、歩いている時、仕事をしている時など、

些細なきっかけで死についての考えが始まり、それがどんどん膨らんで行って、

死んだ後の何もなさが異常に怖くなり、そこから何も手がつかなくなることもあった。

 

慣れてくると、仕事をしている間はそこに没頭し、

死のことを考えなくなるのだが、業務後などに、突発的にそれが襲いかかってきて、

絶望で頭を抱えてベッドにうずくまってしまっていた。

 

また、ひどい時は業務中にも、床が抜けてそのままずっと落ち続けるような感覚、

その先はおそらく死んでしまうのだろうという恐怖を感じて、

会社を早退したこともあった。

 

こうなる前後で何を変えたかと言うと、明らかに炭水化物だったので、

炭水化物を摂取し始めると、次第に元どおりになった。

全部気持ちの問題と言ったらそれまでだが、食べるたびに「なんかあったかい感覚を

取り戻す」ような気分を得て、無理してでもご飯を大盛りで

食べるようにした。

 

結果的にぽっこりお腹は改善されないので、炭水化物をとりつつも

健康でいられるようにしていかないとなぁと思っているが、

ダイエットで炭水化物を抜くのはよくないことだなぁという教訓を得た。

 

小学生〜中学生くらいの時にも似たような感覚に陥ることがあったが、

もしかすると、当時の身体に合っていない食事をしていたせいで、

ああなってたのかな、と思ったりした。また、祖母から成長を促すように

カルシウムのサプリメントをとらされていたが、それも栄養のバランスを崩し、

ひいては精神的な不安を引き起こしていたのかもしれないと思った。

 

昔の場合は、不安に襲われた後に、それについて何分か考え続けると、

急に気分が逆転して、何をしても許されるような、誰にも負けないような

全能感と幸福感に満ち足りて、そのまま興奮状態が続くという

気持ち悪いことが多かったが、次第にその波が発生しなくなり、

ただ落ち込んだら落ち込んで、その後すぐに平常に戻る、というのを繰り返すようになった。

 

全部これも「飯」のせいなら、今後自分も気をつけていきたいし、

自分の子供が生まれたら、その辺ケアしてあげたいなと思った。