shrinkって日本語的にも「縮む」って意味ぴったりだよな、と思うし、怒られると脳がshrinkする。

ビジネスカタカナ語で「カニバる」とかよくあり、

聞くたびに「蟹が威勢張り合ってる図」をイメージするけど、

実際の意味ともそんなにずれてないので、気に入っていたりする。

 

シュリンクもたまに「業界規模がシュリンクする」みたいな言い方を

されて、擬音的に「シュルシュル…」と小さくなるイメージがあり、

好きな英単語の一つなので、聞くと何か得した気分になる。

 

言葉の語感と意味合いが、無理に練習しなくてもすっと入ってくる

外国語は聞いていて気分がいい。

 

特にイメージにあうのが「脳がシュリンクする」という言葉で、

昔バイト先の社員とか職場の先輩に怒られていた時のことを表現するのに

ぴったりだなぁと思う。

 

あまりに怒られると、記憶力が低下したり、通常のパフォーマンスができなくなったりする。そういう状況のことを当時は上手く表現できなくて、もやもやしていた。

後々調べると、抑うつ傾向の場合に、脳のパフォーマンスが落ちるということがあるらしいということが分かり、そういうことだったのか、と思ったけど、

脳の柔らかい部分がシュルシュルと溶け出して小さくなっていく感じを、

「脳のシュリンク状態」と言うと、よりしっくりと感じられるようになった。

 

こういう状態になってるかどうかは、例えば本の内容がさっぱり入ってこないとか、

洗い物ができない、食事の準備ができないといったことで簡単に図られ、

そうなったときは脳のシュリンク要因を無くすように気を付けるようにしていた。

何より脳が守られることが最優先なので、それが解消されるためであれば、

多少ルールから外れること(法は犯してないし、誰も傷つけていない、強いて言えば自分の時間を削るだけのこと)もたくさんしていた。

 

脳は縮まなかったけど、結局身体は疲れていたな、と思う。

 

今、仕事をしていないのでそこまで脳に負担はかからないけど、

結局将来の不安に襲われて、何も手につかないことがある。

そういうときは何もしないで寝る。youtubeを見る。体も脳も休まる。

でも、今まで感じていなかった不安は残る。

 

どこまで行ってもネガティブな心境は感じてしまうけど、

脳がシュリンクすると、何事にも悪影響なので、少なくともそうならないようには

行動していきたい。